マンション管理会社発行の『重要事項調査書』って何?
ゴールデンウィーク真っ只中の5月
今月のコラムは『マンション管理会社『重要事項調査書』って何?』です。
マンション売却依頼を受けた際に一番初めに着手するのが
そのマンションの管理会社に『重要事項調査書』発行を依頼することですが。。。
ポイント1.『重要事項調査書』とは?
マンション売却には必須でもある『重要事項調査書』
でも、一般の方にはほぼ馴染みのないものです。
この『重要事項調査書』とは、そのマンションを管理する
管理会社が発行しているもので売却該当住戸や
棟全体の管理費・修繕積立金入金・延滞状況や
マンションの規約に関することや建物修繕履歴など
不動産業者が作成する『重要事項説明書』に
記載する項目の回答をまとめたものです。
マンション売却時には欠かせない資料となります。
取得には物件所有者との媒介契約書が必須の場合も多く
誰でも簡単に取得できるものではありません。
ポイント2.『無料で作成してもらえるの?』
で、この『重要事項調査書』は『無料』なのか?
いーえ、ばっちり『有料』で取得費用が結構かかります。
平均で1件12,000円~15,000円(税別)くらい。
用紙にすれば大体3~4ページくらいでしょうか?
フォーマットも出来てるでしょうし、数字を入れ替えるだけだと
思いますが結構高いイメージですよね。
値段の定めがないので、各管理会社の独断で決まってます。
高いとこだと2万円以上の管理会社もありますね。
しかもこの費用は仲介業者が負担していることがほとんど(泣)
もし、仲介できなかったら費用分マイナスです(大泣)
ポイント3.『取得しないで売却は可能なの?』
『重要事項調査書』を取得しないで売却はできるのか?
答えは『No』ですね。
棟全体の修繕積立金の積立額や延滞額
建物の設備や駐車場・駐輪場などの費用や空き情報
その他、ご契約時に作成する『重要事項説明書』に
記載しなくてはいけない項目が多々まとめられているため
重要事項調査書を取得しないで売却は
仲介業者も怖くてできません。
ただ自主管理マンションだと、まれに調査書の
作成を行っていなかったり、あっても簡素なもので
売却時に仲介業者が苦労することがあるので
注意が必要です。
私も約20年の経験の中で1~2件、自主管理のマンションで
簡素な調査書しかもらえなかった時があり
理事長に詳細を聞き込みしたり大変だった記憶があります。
まとめ
マンション売却時には欠かせない『重要事項調査書』
管理会社も所有者の大切な資産を管理する立場ですし
調査書には自社の社判を押印し責任が生じますので
それに対する費用が発生するのは解ります。
でも、昔に比べてだいぶ高くなったよなー(^_^;)
(15~20年前頃は1万円しなかったと思ったけど)
このようにマンション管理会社から取得する資料には
すべて費用がかかっているんですよ。
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