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2月の不動産売却『入居中』と『空室』で押さえるべきポイントが違います―状況別チェックリスト3選

2月は売却スタートの好機―でも準備の仕方で結果が変わります

2月は不動産市場が動き出す重要な時期です。新年度に向けた転勤・進学の準備が本格化し、3月~4月の引っ越しを見据えて物件を探す購入希望者が増えてきます。この時期に売却活動をスタートすることで、春の需要期に間に合わせることができます。

私も八王子で多くの売主様と向き合ってきましたが、「もう少し早く準備しておけばよかった」というお声をよく耳にします。特に2月は、内覧希望が集中し始める時期。しっかりと準備を整えておくことで、購入希望者に良い印象を与え、スムーズな売却につながります。

ただし、売却を成功させるには「入居中」か「空室」かによって、注意すべきポイントが大きく異なります。今回は、それぞれの状況に応じたチェックポイントを3つずつご紹介します。


【入居中物件の売却】3つのチェックポイント

入居中の物件は「実際の生活感」を購入希望者に伝えられるメリットがある一方で、プライバシーや内覧対応の難しさといった課題もあります。以下のポイントを押さえて、購入希望者に好印象を与える準備をしましょう。

1. 内覧日程の柔軟な調整と事前準備

2月から3月にかけては、内覧希望が集中する時期です。週末だけでなく、平日夕方の対応も視野に入れることで、より多くの購入希望者にご覧いただくチャンスが広がります。

特に、お仕事をされている購入希望者の中には、平日の夕方や夜しか時間が取れない方も少なくありません。柔軟に対応できる体制を整えておくことが、早期売却のカギになります。

また、内覧の1週間前から「生活感を抑える工夫」をスタートしましょう。具体的には、以下のような準備が効果的です。

  • 玄関:靴は最小限だけ出し、靴箱内も整理整頓
  • リビング:テーブルの上や棚の上をスッキリさせる
  • 水回り:キッチン・洗面所・浴室の清掃を徹底

そして意外と見落としがちなのが室温管理です。内覧の30分前には暖房をつけて、冬の寒さを感じさせない工夫をしましょう。暖かく迎えられた部屋は、購入希望者に「ここで暮らしたい」というイメージを持ってもらいやすくなります。

2. 生活臭・プライバシー対策の徹底

冬場は窓を開ける機会が減り、どうしても室内に生活臭がこもりがちです。内覧前の換気と消臭対策は必須です。特に、玄関・リビング・キッチン・トイレは念入りに。

また、個人情報が見える書類や家族写真は事前に片付けることも大切です。購入希望者が内覧する際、他人の生活を覗き見しているような気持ちになってしまうと、物件そのものに集中できなくなってしまいます。

ペットを飼っている場合は、においや毛の対策を特に念入りに行いましょう。ペット好きの方には魅力に映ることもありますが、苦手な方にとってはマイナス要因になってしまうため、できるだけ中立的な状態にしておくことをおすすめします。

3. 引っ越し時期の明確化と購入者への配慮

入居中物件の売却で購入希望者が最も気にするのが、「いつまでに引き渡してもらえるか」という点です。特に3月末の引き渡しを希望する買主が多いため、スケジュールの見通しを早めに立てておきましょう。

「まだ引っ越し先が決まっていないから…」と曖昧にしてしまうと、購入希望者の不安材料になります。仮住まいや引っ越し先の手配も並行して進めておき、明確な引き渡し時期を伝えられるようにしておくことが大切です。

私たちRoom's Barでは、売却と同時に住み替え先のご提案もサポートしておりますので、お気軽にご相談ください。


【空室物件の売却】3つのチェックポイント

空室物件は「いつでも内覧できる」という大きなメリットがある一方で、管理が行き届いていないと印象が悪くなるリスクもあります。以下のポイントをしっかり押さえて、購入希望者に「この物件を買いたい」と思ってもらえる状態を作りましょう。

1. 清掃・メンテナンスで第一印象を最大化

空室は「汚れ」「傷」「におい」が目立ちやすいという特徴があります。人が住んでいないからこそ、細かい部分まで目が行き届きやすいのです。

まずはプロのハウスクリーニングの活用を検討しましょう。特に、水回り・窓・床は念入りに。自分で掃除するよりも、プロに任せた方が仕上がりが格段に違います。

また、電気・水道は内覧用に開通しておくことも重要です。明るい部屋で内覧できることや、水回りの動作確認ができることは、購入希望者の安心感につながります。

さらに、庭や外構の手入れも忘れずに。冬でも雑草や落ち葉が目立つことがあります。第一印象は建物の外観から始まりますので、外回りのメンテナンスもしっかり行いましょう。

2. 空室期間中の物件管理(特に冬場の注意)

空室の物件は、管理が疎かになりがちです。特に2月の寒さで注意すべきなのが水道管凍結のリスクです。定期的な通水と室内確認を行い、トラブルを未然に防ぎましょう。

また、換気不足によるカビ・結露の発生にも要注意です。週1回程度の換気を心がけ、室内の空気を入れ替えましょう。特に北側の部屋や押し入れは湿気がこもりやすいので、重点的にチェックが必要です。

そしてもう一つ、意外と見落とされがちなのが郵便物の整理や不法侵入対策です。ポストが溢れていると「空き家」とすぐにバレてしまい、防犯上のリスクが高まります。定期的に郵便物を回収し、人の気配を感じさせる工夫をしましょう。

3. ホームステージングやバーチャル内覧の活用

空室の最大のデメリットは、「生活イメージが湧きにくい」という点です。がらんとした部屋を見ても、購入希望者は具体的な暮らしをイメージしにくいもの。

そこで効果的なのが、簡易的な家具配置や小物でモデルルーム感を演出するホームステージングです。すべての部屋に家具を入れる必要はありません。リビングだけでも、テーブルやソファを配置するだけで印象が大きく変わります。

また、遠方の購入希望者向けに、動画やバーチャル内覧の準備も検討しましょう。最近では、スマートフォンで気軽に内覧できる環境を求める方も増えています。私たちRoom's Barでも、こうしたデジタル対応のサポートを行っておりますので、ぜひご相談ください。


入居中も空室も、大切なのは「購入希望者の立場に立つこと」

2月は売却活動のスタートに最適な時期ですが、入居中か空室かによって、やるべきことは大きく変わります。どちらの状況でも共通して大切なのは、「購入希望者の立場に立った準備」です。

「自分がこの物件を買うとしたら、どう感じるだろうか?」

そう考えながら準備を進めることで、購入希望者に良い印象を与え、スムーズな売却につながります。

私自身、八王子で生まれ育ち、20年以上不動産に携わってきました。地元だからこそわかる物件の魅力や、エリア特有の市場動向を踏まえながら、お客様一人ひとりに最適な売却プランをご提案しています。

「まずは相談だけでも…」「うちの場合はどうすればいいの?」という方も大歓迎です。押し売りやしつこい営業は一切いたしません。ぜひお気軽にお声がけください。

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執筆者:濱口 明大(はまぐち あきひろ)

Room's Bar 八王子 / 不動産売却担当

八王子生まれ・八王子育ち。地元密着20年以上の経験で、お客様に寄り添った売却サポートを提供しています。

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