売主と媒介業者も信頼関係が第一
2025年の幕開けを告げる1月
今月のコラムは『売主と媒介業者も信頼関係が第一』です。
売主も媒介業者からすれば大事なお客様なのですが主従関係ではありません。
どちらかの意向が強くなると売却活動が難しくなってしまうのは必然です。
ここではお互い対等にお付き合いをしていくのに売主に見極めてほしいポイントをいくつかお伝えします。
ポイント1.『本当に客観的なアドバイスをしているか?』
売主からすれば不動産業者の営業担当の人となりまでわかっていることは少ないですね。
ましてや売却の一括査定サイトで問い合わせした業者ならなおさら。
一括査定サイトの業者は高い経費をかけて集客しているので媒介を取るために必死です。
そうなると売主に選んでもらえるように『高額査定』をしたり都合の良い話しかしなかったりになりがちです。
でも、それで媒介契約を結んでもスムーズな売却はなかなか難しいと思います。
やっぱり地場にあった査定をしているか?その根拠は?を明確に説明できる業者に任せたほうが良い結果がでていることが多いと思います。
今一度冷静に考えて納得できる査定内容だったかを振り返ってみてください。
ポイント2.『デメリットはしっかり伝えてくれますか?』
ポイント1に付随する話でもありますが、売却査定を依頼された業者は物件調査を行って査定を提示するかと思いますが
調査の中で違反建築(建ぺい率・容積率オーバー)や配管などの越境、再建築不可など売却にあたって様々な『デメリット』が発覚することがあります。
まぁ上記のようなデメリットは売却査定額に大きく影響しますし売主もご存知のことが多いですから当然お話があるかと思いますが
以外に見落としがちな隣家の屋根の越境や周辺のゴミ屋敷なども加えて確認できてたりするとより良いのかなと思います。
デメリット部分については不動産業者だけでなく売主も最初に業者に伝えておいたほうがいいです。
所有者はそう思っていなくても買主側からみたらデメリットに感じて、まとまりかけていた話が駄目になってしまう事もありますので。
ポイント3.『定期的に連絡や報告をくれてますか?』
専任媒介契約を締結すれば2週間に1度の書面による販売状況の報告は義務ですが(まさかサボってる業者はいないよな?)
複数の業者に売却を依頼する一般媒介はこの報告義務はありません。
でも一般媒介でも定期的に連絡や報告をする業者は信頼感アップしますよね。
右から左なんて不動産売却は本当に一握り、時間がかかることも多々ありますが、その中で各業者の姿勢が見えると思います。
売却活動を進めていく中で信頼が置けるような業者さんが出てくれば将来的に専任媒介で任せてもいいんじゃないでしょうか?
まとめ
新年最初のコラムはちょっと気むずかしい話になってしまいましたが、売主・媒介業者とも協力してお互いの立場を踏まえたうえでの売却活動が大事になってきます。
このバランスはやはり対等な立場でこそ成り立ちますし、よりスムーズな売却活動を行う原点にもなるかと思います。
早期売却のためには価格だけでなく、お互いの信頼関係もとても重要だと思いますので書いてみました。
結局は『心と心』なのかもしれませんね(*^^*)
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